クリーニング店への疑問・難問・クレーム

クリーニング店への素朴な疑問・クレームなどリサーチしてみた結果。

Ｑ.どのくらい保管義務があるか？
Ａ.クリーニング店によって違いがあるようです。
　うちのお店は”お預かり伝票”の裏に、「１ヶ月以上引き取りがない場合は
　責任負いかねます」と記載されております。
　会社からは半年は保管するようにと支持されておりますが、
　実際は半年以上、保管しております。
　お店のスペースによりますが、１～２年引き取りがなければ処分してしまう
　お店もあるようです。（うちは３～４年で処分します）

Ｑ.保管中にカビが生える・黄ばんだりしたような場合の責任は？
Ａ.保管中１ヶ月以内にカビ、黄ばみが出たとしたらお店側に責任があります。
　再度クリーニングさせていただきます。
　
Ｑ.冬物を春にクリーニングに出して、秋に取りに行く人もいる？
Ａ.頻繁に来店されず、季節の変わり目だけに大量の衣類をお持込のお客様は
　お忘れになってしまうようです。

Ｑ.クリーニング屋さんは　電話して取りに来てもらおうとはしないのか？
Ａ.電話をして引き取りに来てもらうこともしております。
　ただ、「催促された」と不快に思うお客様もいるので
　電話しない場合もあるかもしれません。
　
Ｑ.期限内に取りに行かないと遅延金を請求できるシステムを作ったらどうか？
Ａ．お店によっては、遅延料金を請求しますと張り紙を張るお店もあるようです。
　他には、早く取りに来ていただいたら、何かサービスするお店も。

Ｑ.クリーニング＆クローゼット店として、積極的に有料で服を預かるというのは？
Ａ．今は、有料で預かるサービスをやっているお店もあります。
　特に、毛皮など高価なものは、温度・湿度を一定に保ち保管するそうです。
　
Ｑ．クリーニング店に行ったら、定休日でないのにお休みだった。
Ａ．クリーニング店は個人（店主１人）でやっているお店も多いです。
　取次ぎだけのお店も多いです。まさに私は取り次ぎ店ですが、
　常に１人なので、他に誰も代わりの人がいません。
　私の場合、家族が病気になるとどうしても臨時休業してしまいます。
　お客様の立場となれば大変申し訳ないので私は休業する理由をしっかり
　お店に張り出します。（例：子供が病気なので○時までお休みします）
　個人でないお店なら突然のお休みは免れるかもしれませんね。

Ｑ.シミがあるからクリーニング店に行ったのにいちいちシミがありますね。
　と細かくチェックされた。
Ａ．受付の際、シミ・ボタン・ほころび・ポケットの中のチェックは
　お客様と一緒にしなければならないのが基本です。
　理由はクリーニング後に、「ここにシミはなかった」「ここのボタンがなくなった」
　とクレームが出るのを防ぐため
　また、シミの箇所をを教えてもらうときちんと”シミ抜き”ができる。
　ボタンが外れそうだったら、縫ってからクリーニングできるからです。
　特に、ポケットを確認しないで預けてしまう方も多いです。
　後から「お金が入っていたはず」と言われると困ってしまいます。

Ｑ．パンツのセンターラインがなくなってペタンとアイロンされてしまった。
Ａ．今は、いろいろなデザインのパンツが多いです。
（センターの折り目の線のことです）人によってラインを入れたくない人と入れたい人がいます。
　できれば、受付の時に「ラインを入れてください」と指定して出してください。

Ｑ．セーターをクリーニングしたら子供サイズにまで縮んでしまった。
Ａ．特に、アンゴラ・カシミヤのセーターは縮みやすいです。
　度合いにもよりますが、もう一度アイロンでもとの大きさまで戻すことも可能です。
　極端に縮んでしまった場合はメーカー側に問い合わせも可能です。
　メーカーの連絡先が洗濯表示などにきちんと載っている洋服を買うこともお勧めします。
　
Ｑ．Ｙシャツのハンガー仕上げとたたみ仕上げの料金が違う理由は？
Ａ．実は、たたみ仕上げのほうが手間暇がかかっています。
　ご家庭でもアイロンをかけてハンガーにかけるだけならいいけど
　きちんとたたむのは、面倒なはずです。
　
Ｑ．今日預けて、明日受け取りは無理なのか？
Ａ．お店によってできるところもあります。
　うちは、今日中に預かると明日の夕方お渡しできます。
　当日仕上げのお店もありますね。（工場直営のお店はそうです）

2013年8月をもってクリーニング店を閉店しました。